6項目の唾液因子
SMTは試験紙を用いて、むし歯菌・酸性度・緩衝能・白血球・タンパク質・アンモニアの6項目を測定します。
Feature
小さなお子様も少しでも歯医者さんに来てもらえるように
キッズスペースを完備しております。お父様、お母様が診療の間も、
そしてお子様自身が診療を受ける前のリラックス空間でも
楽しく過ごしていただけるようにしております。
また、バリアフリーにて対応をしておりますので
ベビーカーでのご来院も可能です。
プライバシーの保護とリラックスして受診していただけるように、個室にて診療を行っております。
また、ベビーカーのままお部屋の中に入れるように、広々と設計いたしました。
診療を受けていただいている間、少しでも安心して受診していただけるように、
ユニットはふかふかクッションです。
使い捨ての出来ない器具、機材は滅菌器にて洗浄いたします。歯科治療はどうしても唾液や血液が飛び散ってしまいます。そのために滅菌対策は必要です。
当院でも患者様に安心・安全な診療を受けていただくためにも、滅菌対策をしっかりと行わせていただきます。
感染予防のためにも、使い捨てができるものは対応させていただいております。治療に使用する手袋、紙コップ、トレイ、注射針、メスの刃など患者様ごとに新しいものと取り替えさせていただいております。
歯、金属、プラスチックを削った際は、かなりの量の粉塵がクリニック内を飛び散っております。それらにはウィルスが付着してしまっているケースもあります。患者様が安心・安全に診療を受けていただくこと、そしてウィルス感染の危険にさらされないように導入いたしました。高いレベルの感染予防をはじめ様々な面での安全性を考慮しております。
粒径2.5μm の捕集率は99.99%。
粒径0.1μm のさらに細かい粉塵を99.9% の捕集率で浄化し、キレイな空気を院内に送ります。
クリニック内に感じる特有のニオイは不安や抵抗を与えてしまう時もあります。光触媒セラミックフィルターで消毒液やホルムアルデヒド等のクリニック特有のニオイを分解、除去します。
CTとはX線とコンピューターを使って、検査を行いたい場所を撮影し、輪切りの断層画像として、観察・診断する装置・技術のことをいいます。
肉眼では見えないものを4倍から20倍までに拡大し、観察できるという技術を搭載している歯科用顕微鏡です。見えないものが、見えることで従来のレントゲンを参考にしながら経験と勘で行う治療と比べむし歯の取り残し、汚染物質の取り残し、歯石の取り残し、再治療の頻度に大きな差がでます。このマイクロスコープを用いることで一番大きな利益を得るのが患者さんご自身です。
精密な診断、精密な治療により感染の除去、そして再治療をなくすことで、ご自身の歯を長期に維持でき、口腔内の健康をより良い状態で保つことに繋がります。
根管治療では、虫歯に侵された神経を除去するために「ファイル」と呼ばれる器具を使用します。このファイルは大きく分けて二種類あり、ひとつが「ステンレスファイル」、もうひとつが「ニッケルチタンファイル(NiTiファイル)」というものです。
当院では、ステンレスファイルだけでなく、十分な柔軟性を持ち、より神経を除去できるニッケルチタンファイルも同時に導入しています。
これにより、患者様の歯を残すための精密根管治療が可能となるのです。
ICAREとはハンドピース専用の滅菌器を導入しております。お一人お一人の患者様の治療のあとに滅菌を行っております。患者様それぞれに清潔な状態で治療を行っております。
私たちの生活は常に菌の脅威にさらされています。食中毒を始め、口腔内細菌による全身疾患、不衛生が原因による感染症など細菌による被害は、私たちの身近に潜んでいます。
Mil-kinはそんな小さな菌をスマホを使って簡単に見ることができます。
数値を見るのも大事ですが、より目で見えることで実感がわきます。
SMTは3ステップの簡単操作で、測定時間はわずか5分。しかも一度の検査で6項目を測定できます。
10秒間、軽く洗口する
試験紙と専用機で測定する
専用機器にセットすれば、測定がスタートします。測定時間はわずか5分。
測定結果を患者さんと共有する
歯の健康、歯ぐきの健康、口腔清潔度に関する項目をチャートで表示し、その場で患者さんと共有できます。
SMTは試験紙を用いて、むし歯菌・酸性度・緩衝能・白血球・タンパク質・アンモニアの6項目を測定します。
<歯の健康に関する項目>
むし歯菌が多いと、歯の表面に歯垢(プラーク)が付着しやすく、歯の健康を損なうことが知られています。SMTでは、う蝕原性菌数との関連性が認められているグラム陽性菌群によるレサズリンの還元能を検出しています。
唾液の酸性度が高いと、口腔環境は酸性になり、エナメル質などの歯質が溶解(脱灰)しやすいことが知られています。SMTでは、pH指示薬の呈色変化から水素イオン量を検出しています。
唾液には、むし歯菌や食物由来の酸を中和する機能(緩衝能)がありますが、その働きが弱いと、エナメル質などの歯質が溶解(脱灰)しやすいことが知られています。SMTでは、一定量の酸存在下の複合pH指示薬の呈色変化から、酸に対する唾液の中和力を検出しています。
<歯ぐきの健康に関する項目>
歯と歯ぐきの間で細菌や異物が増加すると、生体の防御作用により唾液中の白血球が増加することが知られています。SMTでは、尿検査に用いられている試験紙の技術を応用し、白血球エステラーゼ活性を検出しています。
口腔内細菌や、歯と歯ぐきの間にあるバイオフィルム(プラーク)の影響により、唾液中のタンパク質が多くなることが知られています。SMTでは、尿検査に用いられている試験紙の技術を応用し、色素結合法により総タンパク質量を測定しています。
<口腔清潔度に関する項目>
口腔内の細菌総数が多いと、唾液中のアンモニアが多くなることが知られており、口臭等の原因になるといわれています。SMTでは、血液検査で用いられている試験紙の技術を応用し、ブロモクレゾールグリーン(BCG)の発色によりアンモニアを検出しています。
「口の中がどうなっているかわからない」
「タオルをかけられて気付いたら治療が終わっていて何をしたのかわからない」
こういった経験ありませんか?
深い虫歯での神経の保存や、歯周病治療等では写真で現状を見せないとイメージもわかないですし、どれだけ悪化していたかもわかりません。歯の裏側や奥歯などはほとんど見えません。
そこで口腔内カメラを使用することで治療前、治療中、治療後と写真で比較でき、より歯やハグキの状況を把握しやすくなっています。
地域に密着し患者様の将来を見据えられるように、歯科医師免許取得後、勤務してきたクリニックでは、保険診療から自費診療と多岐にわたる経験を積んでまいりました。これまで、様々な学会、勉強会なども参加し、海外の勉強会では最先端の知識と技術を学んできました。
これからも、保険診療など様々な分野を充実化させ、新しい機材や知識を取り入れ今まで生かしてきた知識と技術を患者様に提供していけたらと思います。
「ご家族様でお越しいただける」そして「困った時にきてもらいたい」、そして地域の皆さんのかかりつけ医になりたいという理念のもとに診療を行っております。
歯医者自体のイメージは、歯が悪くなってしまってから来院する場所を思われている方もいらっしゃるかもしれません。
当院では悪くなったむし歯を治療するだけではなく、どうしてむし歯になってしまったのか。そして、お家でも1人で予防歯科ができるように、丁寧な説明とコミュニケーションをとりながら、対応させていただきます。
歯科の人間ドックと言っては大げさかもしれませんが、正確で的確な治療計画を立てられるよう適切な機材やこれまでの知識を取り入れ、提供していければと思います。